離乳食って大人のご飯と別に作って大変!なイメージがないですか?
結論、重ね煮で取り分け離乳食にすることで別に作る手間も省け、栄養満点のご飯にすることができます。
ただし、重ね煮の正しい作り方を知っていないと、ご飯を作る時間がたくさんかかってしまうかもしれません。
この記事では、実際に重ね煮で離乳食の経験をした2児の母あつこが、「簡単取り分け重ね煮の離乳食」の方法を解説するので、最後まで読んでください。
重ね煮とは
食材を陰陽順に積み重ねて少ない水で煮る料理法です。
食材には陰と陽に分けられるので、下の図のように陰陽順に積み重ねることでバランスがとれます。さらにおまじない程度の塩を積み重ねた食材の上にパラっとかけて少しの水を入れることで食材の味を活かした美味しい料理ができます!!鍋の蓋は穴のないものが良いですが、穴がある場合は箸を刺すなど穴をふさぐと良いそうです。私はもともと蓋に穴の開いていないビタクラフトの片手鍋を使って重ね煮を作っています!
作り方は、初めは料理本など見ながら作っていましたが、最近は自己流みたいになっています。自己流でも美味しい!!
私の作り方は、
⓵上に書いたように食材を重ねる
②水を気持ち少し入れる
③おまじない程度に塩をパラっとかける
④蓋をしめて強火にする
⑤蓋がぐらぐらしてきたら、弱火にして8分
できあがり!!
簡単でしょ?????
子どもたちも食べられる柔らかさになります!!
そして、野菜の甘みもでるので食べやすいと思います!!
野菜を選ぶときは減農薬や有機・自然栽培の野菜だとなお安心ですよね!!
食材の陰陽って?と思われると思うので次に書いていきますね!!
重ね煮をしようと思ったきっかけ
重ね煮という調理法があることを主婦になるまで私は知りませんでした。実家で母親がしいたまにんじんを作ってくれ食べたときに、野菜としいたけだけでこんなにおいしいの!??
と思ったことが重ね煮を知るきっかけでした。
『しいたまにんじん』というのは重ね煮の基本で、しいたけ・たまねぎ・人参を順に重ねて煮ます。
重ね煮を知ったそのあと、自分で重ね煮を作ることはあまりしませんでしたが、長男が産まれて離乳食を開始する際、離乳食で野菜をつぶしてあげるときに茹でるだけだと栄養素が薄れる気がするなーと思ったときに、この重ね煮のことを思い出しました。
何種類かの野菜も一つの鍋で作ることができ、野菜本来のうまみや甘さなどもぎゅっとつまった味に仕上がるので長男の食いつきもよかった覚えがあります!もちろん次男の離乳食にも重ね煮は活用しました!!
今はもう長男も次男も離乳食は卒業しているので、今はご飯のおかずなどを作るときに重ね煮を活用しています!ちょっと自己流になっているところがありますが、お味噌汁用に野菜を重ねるだけで、おいしさがアップしていると思います!!野菜が甘く、おいしいので子どもたちの食いつきも良いです!!
また、きんぴらごぼうを作るときやひじき煮を作るとき、重ね煮を知らなかったときはアク抜きをしたり、ひじきの湯でこぼしをしたりして、キッチンに立つ時間が長かったような気がします。
しかし、重ね煮を活用するようになってからは食材そのものを最大限に生かす方法が重ね煮と知ったので、アク抜きなどをせずに作ることができ、キッチンに立つ時間も短くなり、かなりの時短になっています!!
なにより美味しいのが一番!!!!
重ね煮をすることによってうまみもでるので、我が家の味付けは基本、塩、醤油、味醂で味付けが多いですね!!美味しいですよー!!子どもの味覚を育てるための食育ですね♪
重ね煮の調理法を使わない時も調味料は同じで、我が家は砂糖は基本使いません!そして調味料は本物を!!!
本物??え?どういうこと?なので調味料の話はまた別でしたいと思います。
最後に
重ね煮の良さは時短で美味しい!だと思っています!!時短でさらに美味しいのは忙しい子育て世代にはもってこいだと私は思うので、まだ重ね煮をしたことがない方も、一度試してみてほしいと思っています!!