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【自然派お手当】発熱のときに自宅でできるお手当方法

寒さが増してきた12月、そろそろ終業式の時期ですが、世間の学校・園では「学級閉鎖」になっているところもあるそうです。

その学級閉鎖になっている原因は…「インフルエンザ」

今年に入って例年であれば、冬に流行るはずだったインフルエンザですが、冬以外の季節にも流行っている不思議さがあります。

コロナの影響でマスク生活が続いた2年間。

子どもたちの生活や発達にも大いに影響がありました。

そして、変な時期に流行ってしまうインフルエンザの大元は…

みんなの免疫力が低下しているから。

この記事を読むメリット

・免疫力の高め方がわかる

・土日に発熱!ぐったりはしていないし水分もとれている。寝ることもできているから、病院に行く前に家庭でできる自然なお手当方法がわかる

はじめに

子どもが発熱したとき、親としてはそわそわしませんか??大丈夫かな?夜に熱が上がってきたとしたら朝には下がっているかな?など。身体が熱いと気になって眠れないってことないですか??

熱が高すぎて、救急受診したほうがいい??

子どもがいる家庭ならみんなが味わったことがあるのではないでしょうか。

私ももちろんその一人です!!

夜に急いで受診する前に、家でできることを知っておけば焦らなくてすむなと、何回か経験してわかりました。

今回は、まず、免疫力の高め方の話と、ファーストチョイスが病院じゃなくてもいいんじゃない?ということで、家でできることで何があるのか、自然なお手当て方法をまとめてみました。

お母さんは家庭のお医者さん

この言葉は長男を出産した後にいろいろ調べるときに参考にした本の中に載っている言葉です。

子どもを健康に導くのはお母さん(またはその役割を担う保護者)の役割であり、本当は医者でも、保育士でも、学校の先生でも、保健師でもありません。(それらの助けを借りないようにするとか、一人で無理をするということではありません)。と、書かれています。

子どもは病気というつらい症状をかかえているときだからこそ、まず第一にお母さんにそれを受け止めてもらいたい。自分を手助けしてくれる最も身近で信頼できる存在だそうです。

すぐに病院に受診するということは、大切なお子さんの健康を、医師という専門家であるとはいえ、他人に任せることであり、この親子の大切な信頼関係を崩すことにも繋がるそうです。

上記のことが書かれているおススメの本です

免疫力の高め方とは

免疫力の高めるのは幼少期がキーポイントです!

土に触れて、人とふれあって、子どもは様々な菌を獲得していきます。そんな大事な時期にコロナ渦ということでいろいろな制限があり免疫力を高められなかったことにより、今爆発的にインフルエンザが流行っているのではないかと思います。

マスクで人との距離もとり、アルコール除菌で手にいる常在菌もなくなってしまいます。

今すぐにできること

過度なアルコール消毒はしない

手にいる常在菌が死んでしまいます。そして手荒れの原因にもなります。

外で遊ぶ

太陽の光を浴びることは大切なことです。幼児期は特にいろんな人とかかわって遊ぶことで菌を取り込み、丈夫な体をつくります。

早寝早起きをしてしっかり食べる

規則正しい生活は、健康な体つくりには必須。そして、丈夫な体つくりには、たんぱく質をしっかりとること。

すぐにできそうなことばかりではないでしょうか?すぐ実践してウイルスに負けないからだにしましょう♪

次は熱が出たときに家庭でできるお手当の紹介です。

家庭での熱さましのお手当方法(38℃以上の場合)

子どもが発熱したとき、どうしていますか?

熱さまシートを使ったり、解熱剤、座薬などを使用していますか?

寝苦しくてぐったりしているときや緊急性があると薬は早く効くので良いですが、そうでないときや薬を使わず、なるべく自然な方法で下げたい場合に良い、昔ながらの解熱の方法を紹介します。

熱さましのお手当をする場合、熱があがりきって身体も手足もあちあちになっていることが条件です。

次男の熱が続いたとき、身体は熱いですが、足は冷たいという状態でした。

そんな時は熱はまだまだ上がる途中。このときにお手当をしてしまうと、解熱の邪魔をしてしまい、かえって長引く可能性もあります。

足が冷たいときには、毛布で身体を温めたり、我が家では湯たんぽをして足を温めて熱を上げていきます。

上がり切ったら布団を蹴っ飛ばしてくるので、汗を拭いて薄着にしたり、温めるのはやめて下げるほうのサポートに入ります。

38℃以上の場合はどの家庭にも大概冷蔵庫にある身近な食材「豆腐」をつかって熱を陰性の豆腐で一気に下げていきます。

豆腐を使うお手当方法は「豆腐パスター」といいます。

豆腐を使うときの注意点が2つあります。

3歳未満は緊急時のみ使用する。

30分から40分毎に必ず検温する。

この2点が注意点です。

なぜならば、熱を下げる力がありすぎるからです。

【豆腐パスターのお手当方法】

「材料」

・豆腐

・小麦粉

・おろし生姜(チューブじゃないほうが良い)※生姜はなくてもよい

「作り方」

①豆腐を水切りし、よくつぶす

②一割程度のおろし生姜を入れて混ぜる

③つなぎに小麦粉を混ぜる

(豆腐の水分によって量はまちまちです。水が垂れてこない程度までつなぎます)

出来上がったものを、木綿の布に1~2cmに伸ばし、飛び出さないように包みます。

熱のあるところに貼ります(額や後頭部)

※後頭部に貼るときは水分が垂れてこないように、肩にタオルを乗せておく

様子を見ながら検温を必ず30分~40分でする。

※熱を吸って固くなった豆腐は処分して、新しいものに替えながら使用する。

家庭での熱さましのお手当方法(38℃以下の場合)

次は38℃以下の熱を下げる方法です。

使用するものは、冷蔵庫にある「葉物野菜」これだけです!

葉物は熱の毒をすいとってくれるパワーがあります。よく乳腺炎のときにキャベツを痛みがある乳にはると痛みがやわらぐのを聞いたことがありませんか?(授乳を経験した方に限定されますが)私はキャベツが効きました。この方法は、桶谷式母乳相談室で教えてもらいました!

【葉物野菜のお手当方法】

①葉物野菜を水で洗い、水分をふきとる

②そのまま額に乗せるか、手ぬぐいなどの薄手の布の間に挟んで額に乗せる

③水分を吸ってしなびた葉物野菜は処分する

④1から3の工程を何度か繰り返す

豆腐パスターのように検温を頻繁にしなくてもよいので、看病疲れがでないようにそっと葉物野菜をおいて睡眠時間を確保するとよいです。

葉物野菜はゆるやかに解熱を助けるので、身体に負担もなく安心です。

さいごに

薬以外の解熱方法を知っていても損ではないと思います。

夜中、子どもが眠ることができていて、水分もしっかり摂れているようであれば、わざわざしんどい身体をおこしてまで救急で病院に連れて行くのは、かえって子どもの身体の負担になるのではないかなと感じます。

見守るって一番しんどいけれど、できることを家庭でしてみて様子を見、それから病院に受診しても遅くはないと思います。

家庭にあるもので解熱の手助けになる方法があることを知るきっかけになるとうれしいです。

家庭に一冊あれば心強い本

  • この記事を書いた人

atsuko

元幼稚園教諭。2人の子どもと夫の4人家族。子どものアトピーをきっかけに食や日用品の見直しをしました。自身の経験からおすすめできるものの紹介や育児や暮らしのことの発信をしています。